栄養指

栄養管理

皆様の趣向や生活スタイルに合わせた栄養指導はいかがですか?

当クリニックでは、管理栄養士がみなさまの様子や採血データ、体重などから栄養状態をチェックし、一人ひとりに合わせた食事の提案をさせて頂いております。

栄養管理

透析食は制限ばかりという印象をもたれがちですが、逆に過度な制限をすると栄養不足に陥ります。栄養不足は感染症にかかりやすいなどの悪影響が出ますので、適切な食事量をしっかりとることが大切になります。
“制限!制限!!”の寂しい食事管理で無く、皆様の趣向や生活スタイルをふまえた栄養指導をご提供させて頂きます。

制限が必要なものに関して、5つのポイントに分けて解説します。

1必要なエネルギーについて

1日あたりに必要なエネルギーは30〜35kcal×標準体重(kg)です。

  • 30〜35は活動量によって変わります。
  • 標準体重は22×身長(m) ×身長(m)で算出できます。

例:1日のほとんどを座って過ごす70歳の方(身長160cm)
標準体重は22×1.6(m)×1.6(m)=約56.3kg
必要なエネルギー=32×56.3=約1800kcal となります。

2リンについて

血中のリンが高いと骨がもろくなる、血管が硬くなるなどの影響がでます。そうなると、心臓や血管の合併症をおこしやすくなるため、コントロールは重要です。
リンを多く含むのは加工品類、乳製品、レバー、骨を丸ごと食べる小魚類などです。
これらの食品は食べてはいけないものではありませんが、日常的に食べ過ぎないようにしましょう。

3カリウムについて

血中のカリウムが高いと心臓に影響を及ぼします。
カリウムを多く含むのは、野菜、イモ類、果物などです。ただし、カリウムは水に溶けやすい性質を持っているので、切った野菜を水にさらしたり、茹でて茹で汁を捨てたりすることで、減らすことができます。全てなくなるわけではないので、食べすぎないようにしましょう。

4塩分について

血圧の管理のためにも塩分の制限は必要です。
漬物・佃煮、味噌汁、干物など日本人の食生活は塩分が多くなりがちです。

  • 旬の新鮮な食材を使う
  • 薬味や香辛料、酸味、油、だしの香りなどの風味を利用する
  • 減塩しょうゆ、だしわりしょうゆ、減塩みそなどを利用する
  • 煮込みよりも焼いたものの表面に味をつける

などの工夫で塩分を少なくしても美味しく食べることができます。
昔よりも技術が発達し、新鮮なものが手に入りやすくなった現在。
食材そのものの美味しさを感じるのも塩分制限のコツになってきます。

5水分について

塩分を摂りすぎることで、水分が欲しくなるため、塩分を控えるようにしましょう。
飲み物はあらかじめ決めておいた分を飲むようにするのも大切です。
その他にも飲み物以外でも煮物やスープ類、アイス類、野菜・果物、豆腐などの水分の多い食品にも気を配ってみましょう。